本棚の片隅で~喜怒哀楽感想文~

オススメの本を感情別に分類しています。感想自体は短め。

『罪の余白』芦沢央

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罪の余白 (角川文庫) [ 芦沢央 ]
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娘の死の真相を探るミステリーかと思いきや、転落に至る経緯は早々に明かされます。

そこにある悪意は酷いものだけれど登場人物はそこまで苛烈ではなく「どこにでもいそう」で、現実にありそうな感じが恐ろしいです。

複数視点の構成ですが、物語の展開はストレート。

「罰」の与え方にはぞくりとしました。

 

「わからないのは、私だけじゃないのかもしれない」

わかったつもりでいて他人のことをわかりきることはできない、でもわかった気になる自分に気付いてハッとさせられました。