本棚の片隅で~喜怒哀楽感想文~

オススメの本を感情別に分類しています。感想自体は短め。

『文芸あねもね』


文芸あねもね (新潮文庫)

 

女性作家陣によるアンソロジー

私にとっては、「初めまして」な作家さんと「いつもお世話になってます」「ご無沙汰しております」な作家さんが程良くブレンドされていました。

 

一番のお気に入りは、彩瀬まる『二十三センチの祝福』。

本書で初めて読む作家さんでしたが、ラストの切なくもきらきらと光がこぼれ落ちるような、そんな終わり方がとても素敵。

「いただけません」と言うところ、最後に元妻を思い出して「もっと~すればよかった」と想うところが良かったです。

 

蛭田さんと南さんのあの瀬戸際に立ってる女性をどこかコミカルに描いてる感じ、面白かったです。(『ばばあのば』は全編がなんとなく藤子テイスト……)

豊島作品は、ラスト「なんでそーなるの!」とツッコみたい。

柚木さんの生み出す女性キャラは、本当に突拍子もないことをやらかします……!