本棚の片隅で~喜怒哀楽感想文~

オススメの本を感情別に分類しています。感想自体は短め。

女性作家にとって母娘の関係は永遠のテーマ|『今だけのあの子』芦沢央

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

今だけのあの子 (創元推理文庫) [ 芦沢央 ]
価格:799円(税込、送料無料) (2018/1/8時点)

タイトルからしてどろりとした殺意の波動を感じたのですが、意外にも心温まるお話が多かったです。

わりと神経質な両親に育てられてきたもので、「答えない子ども」の母親と子どもの痛みにどきっとしました。それが最後の「正しくない言葉」での母親(別の登場人物ですが)の言葉でふっと肩の荷が下ります。

「今だけ」は「今だからこそ」という解説に納得。